推し専用レターセットを作ろう(封筒編)
タイトルの通り、推し(応援しているアイドル・芸能人)にファンレターを送る用の封筒を作ってみました。
封筒サイズ:洋2カマス貼り
ダイヤモンドのマークはホログラムの箔押しです。片面のみ。
封筒は自作ではなく既製品です。ミランダなので封筒全体がキラキラしています。箔押しは印刷所に封筒を持ち込んで加工していただきました。
とても綺麗に箔押ししていただいて感動…!
今回はこの箔の綺麗さをご紹介すると共に、箔を使って何か作ってみたいなと思っている方へ向けて、注文~商品到着までをレポートしたいと思います。
①何社か見積もりをとる
オリジナル封筒を作るにあたり、絶対に譲れない条件(ミランダスノーホワイトに箔押ししたい!)があったので特殊紙の箔押しが可能な印刷所を探して、そのうち2社に見積もりを出していただきました。
A社:封筒取り寄せ、50部、両面箔押し、範囲各50*50mmで約3万円
B社:封筒持ち込み、50部、両面箔押し、範囲各50*50mmで約1万5千円(用紙代抜き)
A社は自分で用紙を準備する必要がなく楽だなと思ったのですが、3万円を超えていた為この時点で保留……。
次のB社では、特注だと割高になるので用紙を持ち込みしていただいた方がお安くなりますよ。ミランダの封筒は既製品で販売されていますよ。と親切に教えていただきました。用紙代抜きでもA社より安かったのとB社ではホログラム箔という特殊な箔の取り扱いがあるということで、結局B社(箔押しのズガ様)にお願いすることにしました。
②封筒調達、印刷データ作り
印刷所が決まったら、持ち込む封筒と印刷データを用意します。封筒が買える通販サイトは竹尾のウェブストアやe紙色季彩など。今回はe紙色季彩で購入しました。e紙色季彩は例外もありますが通常100枚単位です。
データはIllustratorで作りました。ダイヤモンドのマークはシルエットデザイン様からお借りしました。
③注文、入金、封筒の発送
封筒が届くまでに注文と入金を済ませます。封筒を100枚購入したので加工部数は80枚(+予備20枚で合計100枚)に変更。箔も片面押しに、サイズも予定より小さくなったので変更を依頼しました。
注文が確定するまでに部数や箔の細かい変更をメールで何往復かやり取りさせていただきましたが、返信が早くスムーズにやり取りできて対応もとても良かったです!入金確認のメールも翌日に届いたので全く不安になりませんでした。
封筒が届いたら不良品が無いか一応検品をして、届いた段ボールのまま印刷所に送りました。
④商品到着!
封筒が印刷所に到着してから加工後の商品が手元に届くまで14日かかりました。
光の加減によって箔の輝きも違って、とっっっても綺麗です、ご覧下さい…
データ通りに精密に箔押しされています。箔押しが難しいベタ部分も綺麗です!
白いキラキラの封筒に箔押しだと箔が目立たないかな?と不安になりましたが、ホログラムのおかげで封筒の輝きには負けず、かといって悪目立ちもしてなくて可愛い仕上がりに満足です!
最終的な価格は封筒代が約6千円、箔押し代約1万1千円で合計1万7千円くらいでした。
③にも書きましたが、箔押しのズガ様の対応がとても丁寧で返信スピードも早かったのが良かったです!印刷所さんは最低ロット100部単位のところが多いですが、ロット割れにも対応していただいて本当にありがとうございました。
もう一度宣伝しておきます!封筒の他にも名刺やポストカードなど様々な用紙、様々な箔に対応されているので是非見に行ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
A6小説同人誌の文字組&装丁まとめ
報告が遅くなりましたが、11月25日に開催された第27回文学フリマ東京にサークル参加しました。約5年ぶりの出店でした。手に取っていただいた方へ心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
今回の文フリに向けて新刊を1冊作りました。前回発行時からブランクがあり、分からないところは調べながら作ったので時間がかかりました。そこで備忘録も兼ねて、わたしが今までに発行した文庫サイズ同人誌2冊の装丁をご紹介したいと思います。小説同人誌を作る際の参考になれば嬉しいです。
▽1冊目
文庫判(A6サイズ) / 64ページ / 頒布価格200円 / 2013年4月発行
表紙作成:Photoshop Elements / 本文作成:Word2003
印刷所さんはポプルスさんのスタンダードセット。表紙に和紙PP加工をしています。
1ページ36文字×12行 / 本文フォント:はんなり明朝 / 天・地・小口15mm、ノド18mm
文字サイズを忘れてしまいました。データが残っていないため、各余白のmm数はおおよその数字です。当時、はんなり明朝はまだそれほど有名ではありませんでした。フォントで和風な雰囲気を出したかったのと物珍しさから本文のフォントとして使用しましたが、今読み返すと少し読みづらいかも……。余白を広めに取っているのが不幸中の幸いです。余談ですが、はんなり明朝はOTFフォントなので印刷所へ入稿するにはフォントの埋め込みが必須です。(2019年11月追記:今は変わっているかもしれません。)わたしはそのやり方がわからなくて、Photoshop Elementsで1ページずつpsdに変換するという作業を行いました。苦行でした。
▽2冊目 直近で印刷した本です。
文庫判 / 60ページ / 頒布価格300円 / 2018年11月発行
表紙作成:Photoshop CC / 本文作成:ポメラDM200→一太郎2018
印刷所さんはプリントオンさんの文庫本セット。カバーはミランダスノーホワイト80kgというキラキラした紙で、タイトル部分はホログラム箔押し加工のリフレックス透明箔です。ミランダスノーホワイトのキラキラも素晴らしいですが、リフレックス透明箔の輝きは圧巻です。ただ、透明なので遠くから見ると箔部分の文字が見えません。下に薄く色を敷けば良かったなと後悔しました。
フェアを使用して、前のみ遊び紙(トレペ星くずし白)を入れました。
1ページ40字×15行 / 文字サイズ8.5pt(フォント:イワタ明朝体オールド) / 天15mm、地・小口13mm、ノド16mm
前回は下書きから全てをWordで行いましたが、今回はポメラDM200で下書き・推敲をした後にパソコンに取り込み、一太郎2018で作ったフォーマットに流し込みました。
この文字組は上手くいったと自負してます!余白は読みづらくないちょうど良い間隔で、文字サイズも小さすぎず大きすぎずで良い感じです。本文フォントをイワタ明朝体オールドにすると、ぐっと商業本ぽくなりますね。イワタ明朝体オールド大好きです。
前述したように2冊目の本文制作はポメラDM200から一太郎へという工程を踏んでいます。ポメラはやっぱり便利です。起動が速くてすぐ書けるし、パソコンに取り込むときはtxtファイルなので作ったレイアウトに影響しません。txtファイルで提出を求められる公募だと、そのまま応募ができちゃいます。
ひとつ苦戦したのが一太郎で打ったノンブルです。途中で手直ししてページ数が増減すると、ノンブルが変になってしまいました。また奇数ページに各章のタイトルを入れる設定にしたのですが、何ページかに章タイトルが表示されない、ということがあり困りました。これは購入してすぐのことだったので操作に慣れれば楽に出来ると思いますが、難しかったです。
制作時に思ったこと②mojimoは便利!
今回カバー表紙やお品書きのフォントはフォントワークスさんのmojimoというフォントパックの配信サービスを使用させていただきました。フォントワークスさんのフォントは高価なものが多く、なかなか手が出せなかったのですが、このmojimoは年間定額制の1,200円(mojimo-mangaは3,600円)で筑紫書体などのフォントを使用することができます!小説同人誌の場合、特に本文フォントはこだわったほうがいいと思います。mojimo-kireiに収録されている筑紫書体は縦書きでも可読性に優れ、小説などの文書作成に適しているフォントです。mojimoを知らなかった、という方はホームページだけでも覗いてみてください。きっと使いたくなること間違いなしです。
小説同人誌を作るのは本当に楽しいので、これからも本を作り続けていきたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
韓国作家さんの紙もの雑貨購入記録
instagramで韓国の作家さんのステッカーやメモ帳などを見て、どうしても欲しくて直接購入させていただきました。
無事届いたので、その購入品をご紹介します。
▽購入品とおまけ
▽ステッカー9種&マスキングテープ1種
▽メモ帳2種
▽おまけ(シール、透明カードなど)
▽名刺がキラキラでとても可愛い…
▽ステッカーを1枚貼ってみました
どの絵柄も可愛くて大好きです(*´ω`*)
海外発送に対応しているか分からなかったのでダメ元でお願いしたのですが、快く引き受けてくださってとても嬉しかったです。
また、わたしの拙い韓国語を理解してくださったことも嬉しかったです…。
本当にありがとうございました!
大切に使います(´;ω;`)